インプラント治療への不安を解消しオーバーデンチャーを用いた症例

このところ、ご高齢の方からのインプラント治療に関する問い合わせが増えています。おもに「高齢でも外科的な治療に耐えられますか?」という治療内容の質問、あとは「この年齢でそれほどお金をかけていいものか?」という金額的なご相談です。
私がいくつか治療方法を提示するなかで、多くの高齢の患者さんが選択されるのはインプラントオーバーデンチャーです。これは、少数のインプラントを埋入して総義歯を支持、安定させる方法です。取り外して清掃もでき、金額的にも抑えることができます。
こちらの患者さんは60代後半の女性です。歯周病の為ほとんどの歯が抜歯の適応でした。
ご本人は、ものが噛めない、歯並びが悪いので人前で笑えない、発音がしづらく好きな歌も歌えないということでしたが、できるだけ大掛かりな治療にはしたくないという希望があり、全部の歯を抜いて入れ歯にすることも覚悟されていました。
CTで精査した結果、上顎は4本のインプラントを埋入することで小型化されたインプラントオーバーデンチャーが可能。下顎はサージカルガイドを用いることで、1回の手術で多数のインプラントを埋入し固定式のブリッジができることを説明しました。
当院には同じような症状でこのような手術を受けた患者さんがたくさんいらっしゃいます。この方の場合、当初インプラント治療への不安があったのですが、待合室でたまたま一緒になった患者さんから治療を受けた時の様子を直接聴く機会があったそうです。初対面でしたが快く治療の様子やその後の経過を話して下さり、その結果こちらの患者さんはインプラント治療を受ける決心をされました。
治療への不安を持った患者さんは、私どもが詳しく説明したり、画像や模型を使って説明したりする以上に、生の声を聴くことでより安心されるようです。
手術が決まり、その後は当院の通法に従いインプラントを埋入。仮歯の装着を行い、約6ヶ月の治療期間で最終補綴物を無事装着することができました。
今は3ヶ月に1度のメインテナンスを行っています。治療が終わって5年以上経過していますが、何の異常も無く快適に生活されています。

インプラント治療への不安を解消しオーバーデンチャーを用いた症例_01
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インプラント治療への不安を解消しオーバーデンチャーを用いた症例_05

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