上顎臼歯部の歯根嚢胞を摘出した症例

60代の女性です。右上臼歯部に腫れがあり来院されました。他院で昔ブリッジをつくり装着していたそうですが、その歯根の先端あたりが腫れてきたということです。
上顎臼歯部の根尖部の腫脹を主訴として来院した場合、CTによる精査は必須だと考えています。その理由は、根尖部の病巣が上顎洞に波及している可能性が高いからです。
この患者さんもやはり根尖部の炎症が上顎洞に波及し、軽度の歯性上顎洞炎をおこしていました。
上顎洞炎は、鼻から来る鼻性上顎洞炎が60%、歯から来る歯性上顎洞炎が40%と言われています。
結果的には原因となっている右上5番と7番を上顎洞に穿孔させずに抜歯し、歯根嚢胞を摘出することができました。
今後は局部床義歯を装着して経過観察していく予定です。

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