DENTSPLY Implants Digital Solutionセミナーに参加しました

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4月上旬、秋葉原コンベンションホールで行われたDENTSPLY Implants Digital Solutionセミナーに参加してきました。

アメリカのボストンにあるタフツ大学から歯科補綴および保存修復学部の臨床准教授ジュリアンオソーリオ博士をお招きして行われたセミナーです。
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オソーリオ博士は、昨年の暮れから日本でも使用が可能となったアトランティスアバットメントの開発者です。従来のインプラントの補綴方法は、各メーカーが販売している既成のアバットメントを、骨の中に埋入されたインプラントに接合して歯を作るというものでしたが、このアトランティスアバットメントは、患者さんの解剖学的な形態に合わせて作る、その方固有のオリジナルアバットメントです。

コンピューター上で歯肉や粘膜の形態をデザインし、それに合わせて粘膜貫通部の長さや太さ、形を調整してCAD/CAMを用いて製作します。

この技術を用いることでインプラントに接合された歯は限りなく天然歯に近いものとなり、機能と審美性に優れたインプラント補綴が可能となります。

アトランティスアバットメントは、日本ではまだごく少数の先生しか使用していませんが、アメリカではインプラント治療の97%に使用されていると報告されています。

このアトランティスアバットメントの特長は、世界で主流のインプラントメーカーが製造するいろいろなインプラントに適合することです。ひとつ残念なことに日本のメーカーやマイナーなメーカーのインプラントには適合していません。ただ、日本でもインプラントを専門としている先生方の多くは世界で主流となっている海外のメーカーのものを使用していると思われるので、今後は日本でのシェアが広がっていくと考えられます。

そして今のところ、印象材を使って一度は口腔内で型取りをする必要があるのですが、近い将来、口腔内スキャナーが導入され、映像によって口腔内の情報を獲得する方法が可能となることでしょう。口腔内スキャナーはまだ限られたメーカーでしか製造されておらず、かなり高価なものです。しかし5年後、10年後にはネバネバした印象材を口に入れる型取りをしなくても良い時代が来るのではないでしょうか。

今回のセミナーにおいて、私はDENTSPLY社のXiveインプラントユーザーとしては日本のトップ数名に入っているということで、オソーリオ先生の方からぜひ会いたいと声を掛けて下さり、直接お話させていただくことができました。
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写真右:米国タフツ大学 ジュリアンオソーリオ博士

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