静脈内鎮静法を用いて上顎臼歯部にサイナスリフトを行った症例


この秋はいろいろな学会に参加し、手術も多く、そうした中でサイナスリフトも数多く行いました。他院からの紹介で、上顎臼歯部の欠損でインプラント治療を受けたいと来院された方も数名いらっしゃいました。
こちらの方は30代の男性です。若いにも関わらず奥歯のほとんどを抜歯する必要があり、初診時には、いったいどの部分で噛んでおられたのだろうと思ったほどでした。
抜歯した後、治療義歯(局部床義歯)を装着していたのですが、抜歯部分の治癒後、右の上顎前歯部から臼歯部にかけて4本のインプラントを埋入しました。
上顎臼歯部は、上顎洞底挙上手術が必要だったので、静脈内鎮静法を用いて挙上手術を行いました。
サイナスリフトを行うと約6ヶ月は補綴ができないので治療期間は長くなってしまいますが、インプラントは慌てる治療ではないので、確実な方法で最終ゴールを目指していきたいと思います。
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