オッセオスピードEVの歯牙支持型サージカルガイドを用いてインプラント治療を行った症例

60代女性です。
上顎前歯部2-1-1-2番の4歯欠損ですが、側切歯(右上2番)が先天的な欠如でした。
実際は4歯欠損なのですが、インプラントを埋入する前に1-1-2で仮歯を作り装着したところ、ご本人はその形を非常に気に入ってくださいました。無理に4本の歯を入れるより、3本の歯を入れた方が見た目にきれいでスマイルラインも美しかったので、3歯欠損の補綴としてインプラント埋入を考えました。
右上の2番部に1本、左上の2番部に1本埋入して、1-1-2の形態で作る計画を立てました。
これまで前歯部のこのような治療では、Xiveインプラントを使ったサージカルガイドシステムで行ってきましたが、今回は7月から使用が認められたオッセオスピードEVの歯牙支持型のサージカルガイドを用いてインプラント治療を行いました。

メーカー側のコメントによると、EVのガイドはまだ日本で販売されていないので、私がおそらく日本で最初に使った臨床医だと思います。
術前のCT画像と歯列模型、ガイド制作の精密模型を参考に、歯牙支持型ガイドを制作し、そのガイドを用いて短時間に骨膜や粘膜を剥離しないフラップレスの手術を行いました。
手術時間は30分くらいです。翌日、消毒に来院された時、患者さんからは「びっくりしました。痛くなくて、腫れてもいない。これだったらインプラントいいなと思います。臼歯部など他の歯が欠損したら同じ方法で治療をお願いします」というコメントをいただきました。
術後のCT画像を見ても設計されたとおりの適切なポジション、適切な深度に正確に埋入されていることがわかります。
35N/cm以上のトルク値を手術後の初期固定で得られたのですが、私は即時荷重は行わないのでインプラントの生着を待ってからインプラントの仮歯を装着し、患者さんの満足度を得られた後に最終補綴物を制作していく予定です。

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