大臼歯部の口蓋側にできた骨隆起を安全に除去した症例

60代の女性です。右上の大臼歯部の口蓋側(内側)に発達した骨隆起が2つ存在し、その間に食べカス(食渣)がつまるため、骨隆起を取ってほしいということで来院されました。

正中にできた方を取るか、6番7番の裏側にできた方を取るか、あるいは両方を取るか、3通りの方法を提示したところ、患者さんは歯の裏側の骨隆起だけを取ることを選択されました。
骨隆起の除去自体はそれほど難しいことではありません。ただ、解剖学的な組織構造を熟知し、何が危険かを充分に把握していなければ、どんな小手術も大きな問題に発展しかねません。
図のように、口蓋側には大口蓋神経血管束が存在するため、そこまでの距離がどのくらいかを歯科用CTで精査したうえで手術を行うことが重要です。


除去した骨隆起は1㎝×1㎝ほどの大きさで、手術時間は15分程度でした。





当院にはインプラントだけではなく、このような患者さんもよく来院されています。

このページの先頭に戻る 医療法人社団 友生会 トップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です