傾斜のある骨頂に対応する新しいインプラント (オッセオスピードプロファイルEV) が使用可能となりました

2018年4月より、デンツプライシロナ社からアストラテックインプラントシステムの新しい人工歯根が販売されることになりました。オッセオスピードプロファイルEVです。

従来のインプラントはルートフォーム(歯根型)で、骨に埋もれるトップの部分は平らな形状をしていました。
しかしインプラントを希望する人の骨は、骨頂が常にフラット(平ら)というわけではありません。骨頂部分がスロープ状になっているケースが多いため、骨の傾斜に合わせる形でインプラントのトップが斜めにカットされたインプラントの開発が進められてきました。

このたび、そのオッセオスピードプロファイルEVが日本で使用可能となり、当院でも臨床でこの新しいインプラントを使用しています。
実はこれまでにも、トップが斜めにカットされたオッセオスピードプロファイルTXというインプラントはありました。構造やコンセプトはプロファイルEVと同じで私も使っていましたが、インプラントのサイズが少ないのが欠点でした。

プロファイルEVはサイズのバリエーションが増え、より使いやすくなったということです。
これを使用することによりインプラント埋入部位の骨造成や既存骨の調整の必要性が減少するため、治療期間も患者さんへの負担も軽減することが可能となりました。

インプラント

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