インプラント治療に対するセカンドオピニオンについて

最近、当院ではインプラント治療に対するセカンドオピニオンを求め来院する患者さんが増えています。
自分の症状に対して1つの医療機関の治療方針だけで判断してよいのか、確認するのは決して悪いことではありません。
インプラント治療に対するセカンドオピニオンを求められた場合、当院では初診時に行うような基本検査やパノラマレントゲンを撮るではなく、患者さんの同意を得てコーンビームCTで画像を撮り、そのデータをもとにお話するケースが多いです。
歯科の画像検査のなかでも、CTスキャンは非常に素晴らしい画像診断ができるので、それをフル活用するのが良いと考えます。
セカンドオピニオンを求めて来院されるということは、その前に行った歯科医院の治療方針に不安な要素があったか、説明が不十分だったか。あるいは病院やスタッフの雰囲気、先生の話し方などコミュニケーションの方法に不信を抱いたケースが多いようです。
そういう患者さんは、インプラント治療を受けたいと思っており、良い治療だとわかって来院されるわけですから、そのメリット、デメリット、リスクファクターを充分に説明することが重要です。
そしてその方法が自分のスキルでできるのか、個人病院の外来でできる治療なのか、全身麻酔が必要かなども全て伝えなければなりません。 
そのためには、口腔外科的な知識をもち、全身的な疾患や症状についても理解した歯科医師に質問を投げかけるのが良いと思います。
インプラント治療を行うための検査として、骨の量、骨の質は、CTで精査が可能です。
あとは、口腔内の環境、つまり患者さんのプラークコントロールの状態、歯周病や噛み合わせの状態などで判断します。
また、高齢化が進むにつれ、心臓病、糖尿病、高血圧症など様々な全身的な疾患を持っている患者さんが増えています。最近は乳がんや肺がんの骨転移を防ぐために使われているBP剤や骨粗鬆症の治療に使われる抗ランクル抗体剤などいろいろな薬も投与されており、患者さんの全身的な症状だけでなく服用している薬、服用したことのある薬も把握しなければなりません。
それらを総合的に考慮して、インプラント治療に対するメリット、デメリットを充分に伝えられる歯科医院で治療を受けていただきたいと思います。
当院は、セカンドオピニオンを受け入れ、充分な情報提供を行っています。

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