患者さんの要望に応えて仮歯を修正し、審美領域にインプラントブリッジを装着した症例


この2月は、上顎洞底挙上手術がとても多かったように思います。週に1回くらいのペースで行いました。
この方は、40代の男性です。重度の歯周病で上顎の2番から2番まで欠損のため、審美領域のインプラント治療を希望して来院されました。
左右の2番部にそれぞれインプラントを埋入し、2番から2番までのインプラントブリッジを装着しました。
この患者さんは、非常に歯の形や色にこだわる方でした。最終補綴物を入れる前にインプラントを使った仮歯を装着し、その仮歯を装着した部分の口腔内写真をお渡しして、ご自身の要望を写真に書いて下さいとお願いしました。
すると、詳細に、たくさんのコメントを写真に書き込んで下さいました。技工士さんと患者さんと私の3人で何度も話し合い、インプラントの仮歯を修正して、この形ならOKと納得がいくまで修正を重ねました。
将来的には、右上3番もインプラントが必要になる可能性が高いのですが、患者さん自身が今回3番は保存したいということで、継続的な歯周治療、予防治療を行うことになりました。
装着した最終補綴物は、患者さんも非常に気に入り喜んで下さいました。1週間後にメインテナンスで来院された時も「たいへん満足しています」と、高い評価をいただきました。

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