上顎前歯部にインプラントブリッジを装着し上顎が全て固定式のインプラントブリッジになった症例


78歳の女性です。先日、左上の4番から反対側の5番までのインプラントブリッジを装着しました。
左上の5番6番7番、右上の6番7番は、15年以上前に当院でインプラント治療を行いました。とても状態が良かったので前歯部も同じようにできませんかというご依頼により、今回は前歯部の審美領域にインプラントを埋入して上部構造を装着しました。
レントゲン写真を見ると、15年前に入れたインプラントが長期にわたり機能していることがわかります。また、今回新しく追加したインプラントも確認できます。

本来この患者さんは無歯顎ですが、78歳で最終的に全て固定式のインプラントブリッジになりました。
治療が終わった時、「15年前に先生にインプラントを勧められた時、思い切ってインプラントにしてよかった」と、とても喜んでくださいました。この方はおそらくずっとこれからも、何でも食べられると思います。
これこそまさしく、アンチエイジングの治療と言えると思います。
しっかり噛めるということは、健康寿命を伸ばすことにつながります。そして認知症の予防にもつながります。
人前で入れ歯が落ちるようでは自分に自信が持てず、外に出る機会が減ってしまいますが、何でもよく食べられ自信が持てれば、精神的な若さも手に入れることができます。
無歯顎の患者さんに、一度に10本以上のインプラントを埋入するケースも中にはありますが、この症例のように10年15年の間に徐々にインプラントを増やし、最終的に全て固定式の歯にすることもあるのです。
また、入れ歯とインプラントの違いで言うと、顔貌の変化に差が出ます。とくに女性は気なる方が多いと思いますが、前歯部が欠損した場合、部分入れ歯にすると歯を抜いた部分の骨が吸収されて口元にシワが増え、老け顔になりがちです。一方インプラントは周りの骨が生着し骨の高さと厚みが維持されるので、口元にシワができにくいと言えます。
骨は刺激を与えることで強くなりますが、歯の骨も同じです。良く噛み、顎の骨に刺激を与えることは骨の吸収を抑え、顔貌の若々しさを保つことにもつながるのです。

このページの先頭に戻る 医療法人社団 友生会 トップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です