審美領域のインプラント治療から5年、経過良好と確認された症例


50代の男性です。
5年前、左上1番の審美領域に、インプラント治療を行いました。
このレントゲン画像は、型をとった時のものです。

唇側の骨が少なかったため、吸収性のメンブレンをピンで固定して骨造成を行い、インプラントを埋入しました。
インプラントの両サイドに見える白い点はチタン製のピンなので、骨ができた後も撤去せずにそのまま使用します。

今回、久しぶりにメインテナンスのため来院されました。多くの患者さんは、少なくとも半年以内にメインテナンスに来ていただいていますが、この方は約2年ぶりでした。
状態は非常に良かったので、パノラマレントゲンと口腔内写真を撮影させていただきました。

口腔内写真を見ても、どの歯がインプラントなのかわからないと思います。両臨在歯(健全な天然歯)によく調和したインプラントの上部構造となっていました。
インプラントと天然歯との間の歯冠乳頭も非常にきれいです。治療から既に5年経過していますので、審美領域の長期成功症例と言える思います。

ご本人も、とても気に入ってくださっています。最初は、インプラント治療はちょっと怖いなとおっしゃっていました、健康な自分の歯を削ってブリッジにすることに抵抗があったそうです。

私のカウンセリングを受け、治療方法、治療計画、期間、治療後のメインテナンスの重要性を充分理解したうえで治療を受けていただきました。
ただ、今回メインテナンスの期間が開いてしまったので、今後は間をつめて定期的に通うことを約束していただきました。

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