歯科用コーンビームCTを利用された患者さんの声

本日は、友生歯科医院で歯科用コーンビームCTでレントゲン撮影をされた患者さんからの声です。
当院ではインプラントの計画、術後の検査、顎骨の中の腫瘍の診断などに、歯科用コーンビームCTを活用しています。
この患者さんは、上の歯茎がひどく腫れたため来院されました。歯周病で根の先端に膿がたまったことが原因です。消炎の点滴を2度行い、腫れが落ち着いたところで、コーンビームCTで撮影しました。



歯科用コーンビームCT撮影から2分後には、患者さんも自分の口の中の状態を、パソコン画面で見ることができます(実際のパソコン画面で見る画像、動画などは友生歯科医院ホームページにてご覧いただけます)。3次元のリアルで鮮明な画像です。見たい部分にカーソルを動かすと、その位置の断層画面が映し出されます。実際には解剖しなければ見られない下からの画像、真横からの画像も同時に表示できます。
腫れていた部分の画像を見ると、その歯根の先端の骨が病気で溶けてすっかり無くなっています。ご本人が見ても、一目瞭然。抜歯しなければならないと、すぐにご理解いただいたようです。
一方、その隣に映っている、10年前に埋入したインプラントの周囲は、骨にも異常がなくとても良い状態です。それを見て、「今回も、ぜひインプラントをお願いします。」と答えを出されました。
3次元のリアルな画像を見ながらの説明は解りやすく、「CT画像を撮ってよかった」という声を多くの患者さんからいただいています。
蓄膿症、顎関節の異常など、他の科の病気をこのCT画像で発見することもあります。
(写真は友生歯科医院で導入している歯科用コーンビームCTです)

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