月刊雑誌「宝島」に友生歯科医院が紹介されました 2 仮骨延長法について

「友生歯科医院」が、月刊雑誌「宝島」歯科特集に掲載されました。本日はその内容のご紹介 その2です。


【仮骨延長法で治療の可能性が拡大】

インプラント治療の技術は日々進化していますが、下顎の場合は注意すべき点があります。下顎歯槽部の垂直的欠損ないし萎縮のため骨頂と下顎管(神経)が接近しすぎている場合で、そのままではインプラントが固定されないばかりか、神経に触れてしまいます。
しかし現在では、『仮骨延長法』という技術が確立されています。これは、骨を一度切断して器具を埋め込み、その器具を使って骨の再生に合わせ徐々に伸ばしていく方法です。
これにより、骨に厚みを出し、インプラントを埋め込めるようにします。骨移植の必要がなく、延長量に制限が少ないので、高度な萎縮に適応が可能です。また、付着歯肉の延長も、同時に期待できます。
器具を埋め込むための手術は、全身麻酔で行われます。当院でも、治療法が確立した早い時期から、『仮骨延長法』の手術に取り組んできました。当時の患者さんも「可能性があるなら」と、挑戦して下さり、結果、その方は奥歯を全て取り戻しました。以来、厚い信頼をいただき、今も定期的にメンテナンスに来られています。
このような、難度の高い症例も治療してきましたが、それだけでは歯科クリニックとしての信頼は得られません。治した歯がずっと機能すればこそ、信頼につながると考えています。そのため、インプラントのパーツには、大手メーカーのデンツプライ三金社製を使っています。品質の良さもさることながら、企業の安定性、将来性も、生涯続く患者さんのメンテナンスのためには必要な要素と考えての選択です。

◆仮骨延長法

友生歯科医院の仮骨延長法 器具の埋め込みイメージ
友生歯科医院の仮骨延長法 骨の再生イメージ
友生歯科医院の仮骨延長法 器具の埋め込み
友生歯科医院の仮骨延長法 器具の埋め込み
友生歯科医院の仮骨延長法 埋め込み後
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