骨支持型サージカルガイドを使い8本のインプラントを一回のオペで埋入した症例

雑誌『ザ・クインテッセンス』8月号に掲載された記事への反響が寄せられたり、11月の講演の準備を進めたりするなか、やはりインプラントの治療は毎日忙しく行っています。
この患者さんは、60代の女性です。上顎には総入れ歯が入っていて、もう長い間、入れ歯ではなく固定式の歯にしたいとまさしくアンチエイジングの治療を望んでいらっしゃいました。

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下顎は、過去に通常のインプラント治療を行っています。今回できるだけ手術を一回で終わらせたいというご本人の希望があり、骨支持型のサージカルガイドを用いて一気にオペを行いました。

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骨支持型サージカルガイド(エキスパティーズ)

 左上の奥歯は骨がしっかりあったので通常のインプラント埋入を行いましたが、右上は上顎洞底拳上手術が必要でした。結局インプラントを8本入れるにあたり、上顎洞底拳上手術(ラテラルウィンドウテクニック)で2本インプラントを埋入したケースです。

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さすがに私もこのオペを2時間半以内で行うのは大変でした。ただ、治療はスムーズに進行し、麻酔科医や歯科衛生士との協力、連携もうまくいったのでオペは無事終了し、術後は腫れ、痛みもありませんでした。

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治療前パノラマレントゲン写真
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インプラント治療後パノラマレントゲン写真

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