骨支持型のサージカルガイド(エキスパティーズ)を使い、短時間のオペで6本のインプラントを埋入した症例

こちらは60代の女性です。上顎の多数歯欠損で、部分入れ歯を装着していた患者さんです。入れ歯から解放して欲しいということで、インプラント治療を希望して来院されました。
埋入するインプラントの数は全部で6本ですが、ご本人の希望もあり手術を一回で終わらせたいということでした。

友生歯科医院 無断転載・複製禁止
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このケースは患者さんがご高齢であること、手術をできるだけ短時間で行わなければならないということから、サージカルガイドを制作して手術を行いました。
サージカルガイドは以前にもお話ししたように、次の3つの種類があります。歯牙支持型、粘膜支持型、骨支持型です。本ケースは骨支持型を使ってインプラントを埋入しました。

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6本のインプラントを一度に埋入しましたが、ガイドを使うことによりオペ時間は1時間半くらいでした。
そのオペから約3ヶ月が経ち、第二段階である型取りなどを行って、上部構造ができあがりました。

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とてもきれいに入ったので、ご本人も非常に満足して下さいました。

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現在は定期的にメインテナンスを行う段階に入っています。
インプラント治療は、手術をして、型をとって、歯を装着して、それで終わりではないのです。その後、定期的に噛み合わせのチェック(力のコントロール)や、細菌感染が起きないようにメインテナンスを行っていくことが重要だと考えています。

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