6ヶ月前に上顎洞底拳上手術を行い、CT検査で17mmの高さの骨造成を確認した症例

この方は、右上6番、7番と右下6番、7番が欠損した60代の女性です。インプラント治療を希望して来院されました。

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右下6番は、6ヶ月前にXiveインプラントを埋入し、そのオペと同時に右上の上顎洞底拳上手術をラテラルウインドウテクニックで行いました。

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右下はもっと早く歯を入れることができたのですが、ご本人の都合で6ヶ月ぶりに来院され、上顎洞の状態を確認するためコーンビームCTで検査をしました。
CT画像でもわかるように、当初は3mmくらいの既存骨しかなかったのですが、上顎洞底拳上手術を行うことにより約17mmの高さをもった骨の造成を行うことができました。

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そして近々、Xiveインプラントを埋入する予定です。
サイナスリフトは、1回法で行うこともあれば、その方の既存骨の量によって2回法にすることもありますので、それはケースバイケースです。インプラントは焦る治療ではないので、やはり長期的な成功をおさめるために、ゆっくりと確実な方法で治療を行うことにしています。

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