この患者さんは50代の男性です。当院で数年前から治療を受けている方ですが、側切歯（左上2番）が保存不可能となり抜歯せざるを得なくなりました。
治療法の選択肢としては以前入れたセラミック冠を外し、隣の天然歯（犬歯）を削ってブリッジにするか、インプラントによる治療を行うか、もしくは部分入れ歯にするかです。それぞれの方法について詳しく説明したところ、利点・欠点をご理解いただいたうえでご本人はインプラントを選択されました。
インプラントを埋入して3か月後に仮歯を装着し、その仮歯で歯の形、長さを充分に満足していただいたので最終補綴物を装着しました。
セット後の口腔内の写真を見ても、どの歯がインプラントでどの歯が自分の歯か分からないほど綺麗に仕上がりました。
