サイナスリフトの症例[5]

本日は、サイナスリフト(上顎洞底拳上手術)5つ目の症例をご紹介いたします。



【症例5】
 この患者さんは当院に来られる前、某歯科大学のインプラント科に通院されていて、そこでオペの方法、治療期間などいろいろな説明を受けていました。
ところが、その担当医から、上顎洞底拳上手術に自信がないというコメントを聞いたというのです。
その一言を聞いて、当院に転院して来られました。
 CTで検査してみると、確かにそれなりの難しさはありますが、2時間くらいのオペで充分無事に終えることができるとご説明し、当院で治療を行った方です。
 当初、大学病院では、右上第一小臼歯部と右上第一大臼歯部に2本のインプラントを入れるという計画だったのですが、模型で咬合関係を考えた場合、第二大臼歯部にも1本入れ、3本のインプラントが最適であると判断しました。患者さんもそれに同意して下さり、3本埋入しました。
 第一大臼歯、第二大臼歯の部分には、上顎洞底の拳上が必要でしたので、静脈内鎮静法を用いてオペを行いました。
 下記写真①を見てもわかるように、洞粘膜がティッシュペーパーのように非常に薄い人でした。

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写真①

写真②は、上顎洞底拳上手術を終了して、Xiveインプラントを適切なポジションに埋入した後の様子です。

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写真②

レントゲンは術後の様子です。
ただし、右下のインプラントは他院で埋入したものです。

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術後の様子(パノラマレントゲン写真)

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