プラットホームスイッチングを取り入れた症例

この患者さんは、70代の男性です。左下の第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯にインプラント治療を希望して来院されました。

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第一大臼歯と第二大臼歯は、当院で従来から使用しているXiveインプラントを使用したのですが、第二小臼歯は、デンツプライIH(旧アストラテック社)から出ている『オッセオスピード』というインプラントを使用しました。
『オッセオスピード』は、インプラントと上に載せる歯との接合部分が少し細くなっていて、コカコーラの瓶のようにくびれた形状になっています。この接合部分はプラットホームスイッチングとよばれ、骨の吸収を最小限に抑えることができます。
最近、インプラント周囲炎に対して非常に有効であると報告されており、私も症例を選んでこれを使っています。

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また、2月15日には、『オッセオスピードTX』という新しいインプラントが発売されました。

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Osseo Speed TX インプラント

従来のものに比べ、初期固定が充分に得られる特性を持っています。今後、臨床に取り入れていこうと思っています。

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