この方は７９歳の女性です。インプラント治療を今回で完了し、今後メインテナンスに入っていく予定です。
高齢者に対し、審美領域のインプラント治療を行ったケースです。サージカルガイド（エキスパティーズ）を用い、フラップレスで歯肉を切開することなく前歯部にインプラント治療を行いました。
高齢者にインプラント治療を行う場合は、出来るだけ外科的侵襲度を少なくすることが大切です。そのためには術前にCT検査を行い、そのデータを基に歯牙支持型のサージカルガイドを作製して、出来る限り短時間にインプラント手術を行うのが良いと思います。
今回は４本のインプラントを埋入しましたが、オペ時間は１時間もかかりませんでした。
最終補綴物は治療前に描いた完成予想図どおりに仕上がり、きれいにセットすることができました。ご本人にもとてもご満足いただいています。
インプラント治療後パノラマレントゲン