静脈内鎮静法を用い、2回の手術で12本のインプラントを埋入した症例

この患者さんは60代の女性です。多数歯欠損の症例で、部分入れ歯を入れるか、インプラントを埋入して固定式のブリッジにするかという選択でした。

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CT検査、術前のパノラマレントゲン検査、残せる歯の歯周病検査を行った結果、インプラント治療が可能だと説明したところ、ご友人が以前から当院で治療を受けてその情報を聞いて来院されたということもあり、すぐにインプラント治療を選択されました。
インプラントは歯科医が患者さんに一方的に勧めるものではありません。その利点・欠点を患者さんに伝えたうえで、患者さんご自身が選択する治療法であるということを忘れてはいけないと思います。
できるだけ手術の回数を少なくしたいというのがご自身の希望だったので、1回目の手術では下顎に7本、その後一か月間治癒を待って、2回目の手術で上顎に5本のインプラントを埋入しました。手術は2回とも静脈内鎮静法を用いて行いました。
上顎洞底拳上手術や大掛かりな骨造成治療を行っていないため、3~4か月後には第二段階として、インプラントに装着する歯をつくるための型取りを行う予定です。
最終補綴物が装着された時には、またご紹介したいと思っています。

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インプラント治療前 パノラマレントゲン
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インプラント治療後 パノラマレントゲン

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