私が日頃からチーム医療を心がけ、実践していることは何度かこのブログでもお伝えしてきました。その仲間である歯科技工士、山手デンタルアートの遊亀裕一さんが６月１０日、本を出版することになりました。
山手デンタルアート 遊亀さん
そのタイトルは、「生体と調和する歯周組織にやさしい歯冠修復物―その考え方とラボワーク―」です。発行所はクインテッセンス出版株式会社。２年前に私も同社の歯科専門誌の企画で対談を行い、記事を掲載していただきました。ご存知の通り歯科界でトップレベルの出版社です。
今回出版される本は非常に分かりやすく内容も高度で、いろいろな先生方の症例が紹介されています。報告者は、東京都調布市の阿部先生、同市の小林先生、埼玉県川口市の亀田先生、神奈川県横浜市の湯田先生。そしてインプラントを用いたケースとして、当院の患者さんの症例を掲載していただきました。基本的なものからアドバンスレレベルまで網羅され、詳しく書かれています。
今回は天然歯を中心とした歯冠修復の方法が書かれていますが、次回はインプラントをテーマとした本を書きたいと彼は話しています。その時は、私の症例を掲載したいということでした。
私は日頃、本を書いたり人前で話をしたりする事があまり得意ではないので、今回のような症例の提供には全面的に協力しようと思っています。