日本口腔インプラント学会 関東・甲信越支部 第7回学術シンポジウム

8月7日(日)、東京歯科大学水道橋校舎新館にある血脇記念ホールで行われた『日本口腔インプラント学会 関東・甲信越支部第7回学術シンポジウム』に参加してきました。
メインテーマは、インプラント治療の未来予測 10年後は?―問題点と方向性―でした。

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インプラントに関する新しく際立ったレクチャーというのは無かったのですが、この中でひとつ興味深かったのは『メーカーからみたインプラント治療の未来予測』というセッションです。
現在、欠損補綴として義歯、ブリッジ、インプラントという3つの治療法が行われていますが、年々インプラント治療の件数が増加傾向にあるのは事実です。歯科医師としては、この3つの治療法を行えて当たり前ということを感じました。
そして10年後の歯科医療を考えると、高齢化は進み、欠損補綴を行うケースは増えることでしょう。インプラントの需要が増え、難しい症例もさらに多くなります。歯科医師を含めた医療従事者の知識とスキルアップが要求されると思います。
いろいろな技術も発達しています。歯科用CTを完備していること、CAD/CAMを用いた上部構造の製作ができること、デジタル化による画像診断が充分にできること、歯科医師だけではなく、コ・メディカルスタッフ(co-medical staff)として歯科衛生士、歯科技工士の教育を充実させることも必要です。このような治療に向かうハードルは高くなっていると感じました。
今後は口腔内スキャナーの導入も進むでしょう。従来は印象材をトレイに盛って患者さんの口に入れ、歯型をとり、それをもとに模型を作っていました。どちらかというとアナログ的な製作でしたが、今後は模型を介さず、口腔内の情報をスキャニングしてコンピューター上で解析して、装着物を設計、製作できるようになります。
そうすることにより、患者さんの治療に対する不快感の軽減、治療時間の短縮、精度の向上などが期待できます。
ただし、現時点では全てのインプラント治療にこの技術を用いることは難しいと思います。せいぜい3歯くらいまでの修復には使えますが、まだまだ問題点があると私は感じています。

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