ザ・クインテッセンス8月号が発売されました

 いよいよ『ザ・クインテッセンス』8月号が、発売されました。以前このブログでも紹介した、歯科臨床家のための総合学術雑誌です。

友生歯科医院 無断転載・複製禁止



驚いたことに、私たちの座談会がこの雑誌のトップ記事として巻頭35ページにわたり掲載されていました。私と歯科麻酔科医、耳鼻咽喉科医、歯科衛生士、歯科技工士とがインプラントの「チーム連携で安全・安心」をテーマに話し合い、質の高いチーム医療のあり方について考えた内容です。
この座談会は3月10日に行われました。その時は、ただチーム医療について掲載したいという話だったので、そのつもりで資料集めをしました。
しかし、ちょうど時期を同じくしてNHKのクローズアップ現代という夜7時半からの30分番組で、インプラント治療に対するネガティブな内容の報道がありました(1月18日放送)。その後も各新聞や雑誌で、インプラントは非常に危険であり、それなりの技術や知識を持った歯科医でなければ失敗する可能性が大であるという報道が続いたのです。
それに対し『ザ・クインテッセンス』は、世の中すべてがそのような歯科医ばかりではなく、当院のように患者さんのためを思い、チーム医療で一丸となって全力で取り組んでいる病院もありますよということを、この座談会を通して伝えたかったようです。
当院で行われているスタイルが100%であるとは言えないかもしれませんが、少なくとも必ず良い点はあると思っています。
今回私たちの座談会が、インプラント治療に向けられたネガティブな報道に対するものに替えられた感もありますが、それがよかったのか悪かったのか、まだ答えは出ていません。
ただ、各種メーカー、例えばCTメーカー、インプラントのメーカー、麻酔機器を扱うメーカーの方や、同業の先生方、大学教授からも、「なかなかいい座談会だった」と、うれしい言葉を電話やメールで頂いてほっとしています。
全国で約20,000部~30,000部販売されるこの雑誌は、読者のほとんどが歯科医師なので患者さんが目にすることはないかもしれませんが、見たいとおっしゃる方には別刷りでお渡しすることもできます。
友生歯科医院・山口歯科医院までお尋ねください。

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ザ・クインテッセンス 8月号
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