プラットホームスイッチングシステムの利点について

下顎の臼歯部にインプラント治療を行う中には、下顎管(神経)までの距離が非常に短い患者さんがいます。その場合は、プラットホームスイッチングシステムのオッセオスピードTXやアンキュロスインプラントを埋入することがあります。

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プラットホームスイッチングシステムとは、上部構造の立ち上がり部分がくびれた特殊な形状のインプラントを使用する方法です。これにより、インプラントのトップの位置に骨が乗ってくるため、骨の吸収を限りなくゼロに近づけることができます。
インプラントの埋められた部分の長さと上部構造の長さとのバランスが良ければ、ショートインプラントでもプラットホームスイッチングを使って充分機能させることができると思います。
インプラントの成功を示す値としては、年間0.2mmの吸収に留めるということが、1995年にトロントで行われた国際会議で示されましたが、プラットホームスイッチングを使えば、もっと骨吸収を少なくすることが期待できます。
従来のXiveインプラントと、プラットホームスイッチングによるオッセオスピードインプラントの画像を比べてみてください。

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   Xiveインプラント     オッセオスピードインプラント

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