ラテラルウィンドウテクニックを用いて2回法でインプラント治療を行っている症例

上顎臼歯部にインプラント治療を希望する患者さんは多いのですが、日本人の場合は上顎洞までの垂直的な距離が短く骨量が足りないために、上顎洞底拳上手術という骨造成法を必要とするケースが多々あります。
上顎洞底拳上手術には、歯槽骨頂から人工骨を入れるソケットリフトという方法と、上顎の側方から窓を開けるようにして骨の補填を行うラテラルウィンドウという2つの方法がありますが、私は99%以上このラテラルウィンドウテクニックを用いて手術を行います。
ラテラルウィンドウテクニックでは、手術が成功して上顎洞粘膜を傷つけることなく拳上した場合、執刀医は患者さんが鼻で呼吸するのに合わせて洞粘膜が風船のように膨らんだり縮んだりする様子を目で確認できます。術式や技術は難しいのですが、より安心で安全なインプラント治療を行うにはこの方法が良いと考えています。
今回のオペは60代の男性です。右上の第一と第二大臼歯が欠損したため、ご本人がインプラント治療を希望されました。
こちらの患者さんの場合は術前のCT検査で上顎洞までの距離が1㎜から3㎜と非常に短いことがわかったので、上顎洞底拳上手術とインプラントの埋入を同時には行わない2回法で治療することにしました。
4~6ヶ月経って骨造成が確認された後、通常通りインプラントを埋入する予定です。
ラテラルウインドウテクニックを用いて2回法でインプラント治療を行っている症例_01
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