上顎臼歯部に対しラテラルウィンドウテクニックを用いて上顎洞底挙上手術を行った症例

30代の女性です。
左の上顎臼歯部(6番)欠損に対し、健全な歯は削りたくない、ブリッジによる歯冠補綴は受けたくないということでインプラントを選択されました。
コーンビームCTで検査したところ、上顎洞までの骨の垂直的な距離が充分に確保されず、骨造成が必要なケースだとわかりました。
骨造成の方法には、ソケットリフトや、ラテラルウィンドウテクニック、リーマーテクニック等いろいろありますが、手術の成功不成功が術中に確認できるラテラルウィンドウテクニックで行いました。
自分も実はこの方法で手術を受けた経験があります。少し時間がかかり、麻酔科医の協力のもとで行う静脈内鎮静法を必要としますが、安全で確実な方法です。 
洞粘膜を損傷することなく、無事に上顎洞底挙上手術を行うことができました。

低侵襲な治療を心がける一方で、やはり上顎臼歯部に対する治療は多少侵襲度の高い骨造成が必要なのが事実です。
1995年から毎週サイナスリフトを行ってきましたが、ほぼ100%成功をおさめているのは、いろいろな経験、知識を積み重ねてきたからこそだと思います。
  

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