上顎の頬側にある骨隆起を取り除いた後、上顎洞底挙上手術を行い2本のインプラントを埋入した症例


60代の女性です。
左上の上顎臼歯部欠損に対し、サイナスリフトを行い、2本のインプラントを埋入しました。
この手術は、少し複雑な内容でした。左上6番部の頬側に、大きなコブのような骨隆起が存在していました。当然、上顎洞底挙上手術を行う前にこの骨隆起を取り除かなければなりません。ただ、これほど大きいと骨膜や粘膜の剥離が難しく、骨隆起部分の粘膜・骨膜を損傷すると、そこから感染症のルートを作ってしまうことになります。
以前このブログでお話したインプラント手術の6つの段階で言うと、第一段階の切開が難しい症例です。
①切開
②骨膜と粘膜をきれいに剥離する
という2つの段階を確実にクリアしてから次に進みました。
骨隆起は2つあり、まずそれを取り除いたため、上顎洞の窓開けをするまでに20分かかりました。

その後は通常どおり上顎洞粘膜を損傷しないように挙上して、計画していた場所に2本のインプラントを埋入し手術を終えました。オペ時間は、全部で約2時間でした。
6か月後には、臼歯部の補綴が完了する予定です

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