サイナスリフトの手術を受けました

20160502_2

3月31日、サイナスリフトの手術を受けました。左上の臼歯部欠損です。

ブリッジは絶対に装着したくない、義歯も装着したくないという患者さんの気持ちはよくわかります。自分でもインプラントが必要だということはわかっていたのですが、一つ問題があって、上顎洞底部までの垂直的な距離が足りないため、サイナスリフトが必要でした。自分のCTやレントゲンを見て必要なことはわかっていたのですが、この手術は非常に難しいので、誰に頼んだらよいのかずっと悩んでいたのです。

私は当院での歯科治療にXiveインプラントを愛用し、年間数百本埋入しています。おかげさまで、東日本で埋入本数が一位という実績も残っているのですが、幸運なことに、私と同じようにXiveインプラントを数多く埋入している先生が東京都内にいらっしゃいました。彼も、私と同様に上顎臼歯部に対しては、サイナスリフト(ラテラルウィンドウテクニック)で行うことが非常に多いということです。日本でとても有名な先生であり、各地で講演もなさっているK大学の歯科口腔外科の准教授です。

彼にお願いしたところ、わざわざ東京から磯子まで足を運んで下さり、私のオペ室で私のために手術をして下さいました。

お約束をしたのは一月でしたが、実際に手術をしていただいたのは、3月31日の夜の7時半からでした。それまでに何度もメールやCT画像、歯列模型などの資料を彼に送り、精査していただきました。

彼からの返信を見ると、もし私が自分を診るのであれば、こういう方法をとるだろうと思ったのと全く同じ意見だったので、治療の考え方、使用する材料、手技など、いずれもとても納得できる内容でした。

彼は一人で来て下さり、手術には当院のスタッフが立ち会いました。歯科麻酔医、歯科衛生士、歯科医師です。
彼から手術後にいただいた感想は、ほとんど完璧な手術体制を整えている病院だなというものでした。それを聞いて当院のスタッフは非常に喜んでおり、翌日からの診療の励みになっていると思います。

20160502_1
20160502_2

このページの先頭に戻る 医療法人社団 友生会 トップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA