サージカルガイドを用いて総義歯を支える4本のインプラントを短時間で埋入した症例

70代の女性です。主訴は上顎と下顎に装着している部分入れ歯の安定が悪く、ものがうまく噛めないということでした。ご友人の紹介でインプラントを用いた入れ歯を作ってほしいと来院されました。
CT検査、レントゲン検査を行い、口腔内写真を撮って模型を作ったうえで、3~4時間かけて医療面接を行いました。
残っている歯はいろいろ問題があり、特に下顎の部分入れ歯が安定が悪いということで、まずは下顎の治療から始めることにしました。
私は審美領域以外はほとんどサージカルガイドを使わないのですが、今回は歯牙支持型のサージカルガイドを用いて4本のインプラントを短時間で埋入しました。

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残っている歯は現在は部分入れ歯の支えとなっているのですが、本来なら抜歯の適応のため全て抜きます。最終的には4本のインプラントを使い、小型化され安定した総義歯が出来上がる予定です。
その総義歯が出来上がってから、上顎の治療に取りかかろうと思っています。

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