サージカルガイドを使わずに抜歯時即時埋入を行った症例


60代の男性です。上顎前歯部にインプラント治療を希望して来院されました。
20161014_01

右上1番を抜歯し、抜歯時即時埋入を行った症例です。
抜歯時即時埋入は、骨膜や粘膜を剥離しないで、抜歯した穴(抜歯窩)にすぐにインプラントを埋入する方法です。頬舌的にも垂直的にも骨が十分にあったので、サージカルガイドは使わずに治療を行いました。
適切なポジションにインプラントを埋入することができ、治療時間は20分ほどで終わりました。
20161014_02
20161014_03
20161014_04
20161014_05

患者さんも、こんなに簡単にインプラント治療ができるのかとびっくりして帰られました。翌日消毒に来院された時には痛みや腫れもなく、処方した痛み止めの頓服は使用しなかったそうです。
このような骨膜や粘膜を剥離しないフラップレス手術は、外科的侵襲度が少なく患者さんへの負担も少ないのですが、すべてのケースに行えるわけではないので、症例を選んで行っていきたいと思います。

このページの先頭に戻る 医療法人社団 友生会 トップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA