高齢者のインプラント治療に有効な静脈内鎮静法について

神奈川歯科大学の麻酔科医で特任教授の吉田和市先生とは、インプラント治療に静脈内鎮静法を取り入れたご縁で、もう14年のお付き合いになります。
先日の30周年の記念祝賀会にもご参列下さり、当院がこれまで行ってきた治療や実績に対しありがたいコメントをいただきました。
その祝賀会の中で、将来の展望としてお話したとおり、超高齢化社会を迎えるにあたり、これからはできるだけ低侵襲な手術を行うことが必要だと感じています。
高齢者は、様々な全身的な疾患を抱えている方がほとんどです。例えば心臓疾患、高血圧、腎臓の疾患、糖尿病の方もたくさんいらっしゃいます。そうした患者さんにインプラント治療を行うには、できるだけストレスを与えない手術が必要であり、そのためには、眠った状態で手術を受けられる静脈内鎮静法が非常に有効な方法だと思います。
当院は、12年以上にわたり静脈内鎮静法を用いたインプラント治療を行ってきました。
静脈内鎮静法を用いる患者さんは、当院のインプラント治療全体の約40%以上にのぼり、件数は1500件を超えています。一度静脈内鎮静法で手術を受けた方は、次に外科的な手術を受ける際にも同じ方法を選択されており、満足度は非常に高いと感じています。
このことからも歯科麻酔医との連携は、今後ますます重要になってくると思います。


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