ICOIのシンポジウムに参加すると、ニューヨーク大学で同窓だった先生、コロンビア大学で一緒に学んだ先生方と半年ぶり、一年ぶりにお会いすることができます。
また、海外からの演者、プレゼンテーターからの新しいトピックスも聴くことができるので、やはり日本の口腔インプラント学会とは違った意味の情報交換ができると感じています。
今回のシンポジウムに参加した時、ICOIの幹部の方が喜んでいたのは、ICOIが発行する学術誌がインパクトファクター3.5ポイントに上がったということです。
少し前に放映されていた医療系のテレビドラマ「ブラックペアン」でもこのインパクトファクターという言葉がよく出てきました。学術雑誌として世界的に有名なサイエンス、ネイチャーは、とくにポイントが高いことは知られています。
私の大学時代の同級生である筑波大学医学部口腔外科の教授武川先生は、大学院時代にエイズの論文を書いてネイチャーに載ったことがあります。大学院生でネイチャーに論文が載るのはとても稀なことで、当時たいへんな話題になったことを思い出しました。
武川先生とは、私の息子共々、交流が続いています。