透明な薄いマウスピース型矯正

先日このブログで紹介したマウスピース型矯正(アライナー矯正)について、もう少し説明をしたいと思います。
近年、子供だけでなく大人も歯列矯正への関心が高まっています。
こうした患者さんのニーズに対し当医療法人はこれまでも矯正治療を行ってきましたが、最新式のCT・レントゲン装置等を導入し、新しい矯正治療として注目されるマウスピース型矯正に力をいれております。
日本の矯正治療患者は約30万人ですが、アメリカの矯正患者は約300万人です。日本で矯正を受ける人が少ないのは、価格の問題に加え、見た目の問題でワイヤーを入れたくないという理由がありなかなか治療に踏み切れないようです。
一方、アメリカでは、歯列不正があるとすぐに矯正治療に移行します。そして、その矯正は生涯に1回ではなく、平均で2.7回行うそうです。それだけ、1回の矯正治療では不十分で、後戻りの改善、最治療も必要だということです。
現在アメリカでは、矯正治療患者の約3分の2がワイヤーを使用しないマウスピース型の矯正治療を行っています。今後は日本でもこの矯正治療が主流になっていくと考えられます。
マウスピース型矯正の主な利点として、

  • 透明な薄いマウスピースは目立ちにくい
  • 食事や歯磨きの時など自分で着脱が可能なので口腔内を清潔に保てる
  • 金属を使わないので痛みが少ない

などがあります。
欠点としては、
ワイヤーを使った矯正器具は24時間装着であるのに対し、マウスピース型矯正は自分で取り外せるものなので、外している時間が長くなると歯が思うように動かない(そのため1日20時間の装着が必要になります)
などがあります。
使用するマウスピースは、矯正患者580万人のデータをAIが分析しその人に最適な形状に作られます。
大臼歯の咬合関係がしっかりしている場合は、一日20時間程度の装着で、約20週で矯正治療が終了します。(iGOシステム)
こちらのシステムで対応できない歯列等の場合は、更に多くの症例に対応するインビザラインシステム(マウスピース型矯正)で対応可能です。
関心のある方はお気軽にご相談ください。

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