毎週金曜日は、院内で勉強会を行っています。６月は、メーカーをお呼びし、商品の説明を受けました。
６日(火)はストローマン社のインプラントについての勉強会を行いました。既に導入しているインプラントシステムですが、この春から新しいスタッフが入ったため術式等の再確認をしました。
９日(金)と１３日(火)は、当医療法人で使用している口腔内スキャナーについてです。９日(金)は、３shape社の『トリオス』、１３日(火)は、デンツプライ社の『プライムスキャン』の勉強会を、当法人の会議室に歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士を集めて行いました。
２社あるため、日にちを変えてそれぞれメーカーの専門担当者を迎え、新しいスタッフに対して使い方を説明してもらいました。
以前からいるスタッフについては、数年間使う間に疑問点や質問などが出てきたので、専門担当者に直接聞いて解決できました。数年間使ってきた当院の医師や歯科衛生士からは次々に鋭い質問も出て、その場ですぐに解答できない内容も含まれていました。それだけ、当院の医療従事者の知識が向上したということだと思います。
当院のスタッフは、単に口腔内をスキャンするのではなく、より短時間に精度良く撮ることが患者さんのためになると皆わかっています。仕事というのは、ただ漠然と与えられたことをこなせば良いということではありません。自分たちのスキルを向上させたい、もっと知識を得たいという気持ちの表れだと思います。今回の勉強会で、彼らのそういう姿に私は感銘を受けました。
このような勉強会を行うことで、患者さんの治療時間（チェアータイム）が短縮され、歯の補綴物の精度を向上させることにつながると思います。
当院には様々な医療機器があるので、最新の情報を得るためにも、勉強会を続けていきたいと考えています。
