インプラント体の種類を使い分け、静脈内鎮静法を用いて2本のインプラントを埋入した症例

50代の男性です。左上の3番4番5番欠損で来院されました。

インプラントを埋入したのは、3番、5番です。5番部は上顎洞までの距離が足りなかったので、ラテラルウィンドウテクニックで上顎洞底挙上手術を行いました。

3番に入れたインプラント体はEV、5番はXiveです。3番部は既存骨が充分あったためサイナスリフトの対象ではなく、EVが使えました。5番部はサイナスリフトを行った結果サイナスリフトと同時埋入が可能ですが、インプラント体の先端が細くネックの部分が太いXiveの形体でなければ初期固定が得にくいと考えられました。

このように、インプラントの埋入ポジションや既存骨の状態によって、インプラントの種類を使い分けることが重要です。

もう一点、3番は上顎前歯部なので、やはりプラットホームシフティングのインプラント体を使ったほうが審美的も良い結果が得られます。まさしく、部位によってインプラント体の種類を使い分けた症例です。

この方は、心臓に疾患があり血圧も高かったので、静脈内鎮静法を用いて手術を行いました。オペ時間は1時間半くらいでした。

6か月後にはインプラントを使った仮歯を作り、最終的な上部構造を決定する予定です。

今は、 臨在歯の2番、6番と7番を使ったブリッジ型の仮歯を装着しています。

ブリッジ型の仮歯を使うことで食べ物が直接縫合した部位に当たるのを防ぎ、骨膜粘膜の治りが良くなります。

術後 CT画像

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