こちらの患者さんは30代の男性です。残念なことに重度の歯周炎に罹患していて、右側の大臼歯部が欠損していました。歯科用コーンビームCTで精査し、上顎洞底拳上手術を行ってインプラントを埋入しました。
洞粘膜が非常に薄く、上顎洞の洞粘膜の拳上にとても神経を使いましたが、無事に手術を終了することができました。
既存骨は垂直的な距離が5㎜程度しかなかったのですが、サイナスリフトを行うことにより直径4.5㎜、長さ11㎜のXiveインプラントを埋入することができました。6ヶ月間経過を観察し、上部構造の製作に移っていく予定です。