日本口腔インプラント学会 東北・北海道支部学術大会に行ってきました

7月2日(土)~3日(日)、岩手県盛岡市で公益社団法人日本口腔インプラント学会第36回東北・北海道支部学術大会が行われ、東北新幹線に乗って行ってきました。

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これまで東北新幹線を利用する機会がなかったので、たった2時間半で岩手県に着くのには驚きました。私は横浜生まれで海には慣れていますが、盛岡は見渡す限り山、山。それもまた新鮮な驚きでした。
今回の目的は、日本口腔インプラント学会の専門医教育講座の受講です。その中で幾つかの講演を聞きました。
特に興味深かったのは、長崎大学の黒嶋伸一郎先生による「インプラント治療と顎骨壊死を考える」という講演です。内容は、ビスフォスフォネート製剤や抗RANKL抗体などの骨吸収抑制薬を使用した患者さんのインプラント治療に対する注意点でした。私も日頃から臨床や医療面接において重要に感じていることなので、学ぶ点が多々ありました。
そして、インプラント治療においては約2年に一度、ポジションペーパーつまり、治療の指針が新しく変わります。これは、治療薬、治療方針、治療方法等の解釈を見直すもので、アメリカでまず行われます。私もアメリカのニューヨーク大学で学び、向こうにいる頃は身近に新しい情報を得ることができましたが、今は治療に追われなかなか行けないので、最新の情報を知りたいと思い、聞いてきました。
今後、8月7日に関東甲信越支部のシンポジウム、9月中旬には名古屋で学会が行われるので、いずれも参加する予定です。
私は日々臨床に携わっていますが、今回のような学会に参加することは、新しい情報を得るだけではなく、自分の治療に対するモチベーションを向上させることにも役立っています。

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