前歯部に2歯連続でインプラントを埋入し審美修復を行った症例

50代の女性です。
上顎前歯部、側切歯から側切歯まで(2―2)の審美治療を希望して来院されました。
左上の1番、2番は欠損補綴が必要だったため、できればブリッジではなくインプラントで治療したいというご希望でした。
以前のはまかぜ新聞(2017年12月号洋港版)でも記事に書いた通り、このような前歯部における審美治療は天然歯と調和させるのが非常に難しいです。
歯頚線を左右対称に揃えることも難しい理由の一つですが、この患者さんは前歯部領域に2歯連続でインプラントを入れるため、3歯欠損の場合のようにブリッジの構造で容易に治すこともできないケースでした。
装着後の写真をご覧になって、どの歯がインプラントか、お分かりでしょうか。

右上の1番、2番はセラミック冠で審美修復。左上の1番、2番は、Xiveインプラントを用いて審美修復を行いました。
セットしたばかりの写真なので、時間が経てば軟組織はさらに調和すると思います。
ご本人は想像していた以上にきれいになったので、びっくりされていました。非常に喜ばれたケースです。
審美領域はきれいにできて当たり前です。インプラントはくっついて当たり前。これが当院のモットーです。
最近は、臼歯部の4番、5番、6番に対しても患者さんが審美性を追求する傾向がみられるようになりました。というのは、患者さんは通った歯医者によって歯科に対する要求レベルが上がります。ですから、絶対に下手な歯医者に行ってほしくないと思います。
また、一度当院で治療を受けた患者さんは、後々また別の歯にインプラント治療を受けることになっても、他院に行くことはないと思います。それだけ審美性にも機能性にも優れたインプラント治療を行っていると思っています。

このページの先頭に戻る 医療法人社団 友生会 トップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA