ICOI Diplomate (指導医)資格更新の認定証が送られてきました

インパクトファクターという言葉をご存知でしょうか。自然科学・社会科学分野の学術雑誌を対象に、その雑誌の重要性や影響度を示す指標の一つで、少し前に医療系のテレビドラマでもしばしばこの言葉が出てきました。
アメリカに本部のあるICOI(国際口腔インプラント学会)の論文が今年、インパクトファクター3.5という非常に高い評価を受けました。
先日、そのICOIから、 Diplomate (指導医)の資格更新の認定証が送られてきました。

その新しい認定証を手にして、私も若い先生を指導しなければならないなと、あらためて感じました。
自分の空いている時間に加えて週に2回くらいは、当院に勤務している若い先生に、インプラントの基本からリスク回避まで、幅広く指導するようにしています。
手術というのは、必ずしも予定通りにうまく行くわけではありません。インプラントを勉強する先生方は、ほとんどがメーカーで作られたやりやすい模型で練習します。しかし、実際の臨床の現場では、そんなにやさしいケースはほぼありません。
だから自分が担当している患者さんの模型やCTやレントゲンを使って、その患者さんに合った治療方法・手術方法や、どんな種類のインプラントを使ったらよいか、その手術をするときにどんな注意をしたら良いか、リスク回避の方法などを細かく教えています。
それを続けることにより、最近当院の各院長からは、先生方のモチベーションが上がっているという報告を受けるようになりました。これは良い取り組みだと思っています。
そして来年度は当医療法人をあげて、アライナー矯正という新しい矯正治療に更に取り組んでいくつもりです。この矯正治療は、従来のようなワイヤーを使わないマウスピース矯正(アライナー矯正)で、アメリカでは既に数年前から主流になっています。最近は、日本でも主流になりつつあり、患者さんからの評価が高い治療法です。
当院では、この矯正治療を更に多くの患者さんに提供するために、最新型のCTスキャンとレントゲンセファロ(矯正用のレントゲン)を導入し、個々の患者さんの診断や治療計画に使っていきたいと思います。

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