上顎臼歯部に対し2回法でインプラント治療を行うため上顎洞底挙上手術による骨造成を行った症例


 40代の女性です。
 左上の6番、7番欠損で来院されました。
 当院の担当医から「骨造成をお願いします」と依頼があり、術前のCTを確認したところ、上顎洞までの骨の垂直的な距離が1~2ミリしかなく、上顎洞底挙上手術を行ったとしても、その手術と同時にインプラントを埋入することはできない症例でした。
 したがって、1回目の手術は上顎洞底挙上手術による骨造成を行い、4か月から6か月後に再度CT検査を行って埋入するインプラントの種類、太さ、長さを決定して、2回目の手術で埋入するという2回法で行うことを説明しました。
 患者さんの同意を得て、上顎洞底挙上手術による骨造成のみ行い数か月後にインプラント埋入を行いました。

このページの先頭に戻る 医療法人社団 友生会 トップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA