セカンドオピニオンについて

最近当院では、セカンドオピニオンを求めて来院される方が非常に増えています。

多い時は、日に2、3人来られることもあります。

地域情報紙のはまかぜ新聞や神奈川新聞、当院のHPをご覧になって来院される方が多いのですが、セカンドオピニオンを求める患者さんには、共通点があるように思います。それは、インプラント治療を受けるなら、かなりの本数を経験したベテランの歯科医にやってもらいたい、インプラントの専門医にやってもらいたいということです。

年齢は、若い方から、50代以上の方まで様々です。

先日、20代の男性が来院されました。2年前に、スポーツをしていて上顎前歯部に外傷を受けたそうです。近くの歯科医院で根管治療を受け、仮歯を装着したけれど、どうもグラグラする。その医院でインプラントを勧められたそうですが、セカンドオピニオンを求めようと当院に来院されました。

セカンドオピニオンを求める患者さんは、受診した歯科の治療に不安、疑問を持っているように感じます。その疑問について他の医院に行って説明を受け、納得したい、理解したいということでしょう。

私が重要だと思うのは、その疑問にどのように答えるかです。自分が患者さんだったら、どう説明されると納得がいくのかを考えます。なぜ今この治療が必要なのか、未だしなくてよいのか、今やるべきなのか。科学的根拠や、実績に基づく統計的な話もする必要があります。

当院で行う検査については、検査が必要な理由を伝え、結果は、ご本人にできるだけその場で伝えるようにしています。もちろん検討するための資料は、提供します。それが患者さんとの信頼関係の構築につながると考えるからです。

それらをお伝えすることで患者さんは納得され、結果的に当院で治療を受けることに決める方が多いようです。

術後 CT画像

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