インプラントシステムの使い分け

インプラント治療においては、インプラントシステムの使い分けが非常に重要です。

インプラントシステムは、各社それぞれに特徴があります。

とくにサイナスリフトを行う場合など、既存骨がどのくらい確保されているのか、既存骨の骨質はどうなのかも気を付けなければなりません。インプラントと生体の反応や、生体の状態もよく理解したうえで選択する必要があります。

また、埋入する隣の歯がどのような状態なのか。健康な歯なのか、失活歯なのかインプラントなのか、それも選択するうえで重要な要素です。これらのことを考えながら、インプラントの形状やシステムを理解したうえで使い分けています。特に注意を要するのが、埋入箇所の隣に他院で埋入したインプラントが存在するケースです。できるだけ活かす方法を検討しますが、隣のインプラントが曲がった方向に入っていて新たに埋入するインプラントを阻害する場合長期的に考え、やむを得ず撤去して2本埋入することもあります。

こうして適切なインプラントシステムを選択して上部構造が入ると、噛みやすく、歯ブラシもしやすくなったと皆さん喜ばれています。

このページの先頭に戻る 医療法人社団 友生会 トップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA