審美性を追求した上顎前歯部のインプラント治療

写真は、50代の女性です。上部構造ができるまで仮歯が入った状態ですが、どの歯が仮歯か見分けがつくでしょうか。(右上の2番が仮歯です)

 この状態で、色や形、長さなど患者さんの希望をお聞きして、最終的にセラミック系の材料で上部構造を製作します。

 上顎前歯部のインプラント治療は、歯と歯茎の間の歯頚線ラインができるだけ左右対称になると、仕上がりが美しいと言われています。

 そのためにはインプラントの埋入角度、深さが適正でなければ、左右対称になりません。

 また、右側の2番は、抜歯後、時間が経過してからインプラントを埋入すると歯頚線が上がってしまいます。抜歯直後か、1カ月以内にインプラントを埋入するのが良いとされていて、そのタイミングも重要です。

 仮歯の形態は技工士さんが作りますが、バランスが良くなければ患者さんの満足を得られることはできません。

 歯科医と技工士さん、両方の連携が必要です。この右上の2番は、歯冠乳頭の形も綺麗にできています。最終補綴物はさらに綺麗に仕上がると思います。

 このような、人間の生態まで考慮して行う治療については、ニューヨーク大学のTarnow先生やチームアトランタのSalama先生が、しっかりとしたエビデンスの論文を発表されています。当院ではそうしたエビデンスデータに基づいた治療を行っています。

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